アメリカ横断紀行 2

1992年3月12日 オーランド-マイアミ

今回の旅の行程は、オーランドからマイアミ、アメリカ最南端のキーウェストを目指し、再びオーランドに戻ってからインターステート10号線をゴールのロスアンゼルスまで西へ西へとひた走る。その距離は6000キロ。地球一周の7分の1の距離だ。体制はバイク4台(ヤマハV-MAX、ホンダShadow1100、スズキIntruder1400、スズキGS550)に真瀬氏運転のバンが並走してサポートする。朝、モーテルの駐車場でIntruderのエンジンをふかしていると、まだ寝ている人から「うるせーぞ!」と怒鳴られる。そりゃそうだ。GS550のエンジンがなかなかかからない。仕方なく押しがけを始める。駐車場の端から端まで必死で押すがかからず。

モーテルの人達も「何やっとんじゃ」という表情。約20分後、4人で押してやっとエンジンに火が入った。やれやれ。
9時、いよいよアメリ大陸横断の旅が始まった。今日の目的地はマイアミ。全米屈指のリゾート地でもあるが、どうもカリブのマフィアがハバをきかせる犯罪都市というイメージが強い。
インターステート95号線の約420キロの道をひたすら南下する。まだマシンにも道にもアメリカの交通ルールにも慣れないので、時速55から60マイルで走る。まわりのシボレーやフォードは70マイル(110キロ)でカッ飛んでいく。「クソ!みんな速えな」と思いつつ、おとなしく一番右の車線をおとなしく走る。途中、ジョン・F・ケネディ宇宙センターに寄る。ヒューストンのNASAは博物館化していて、今はほとんどの打ち上げはここフロリダのNASAだそうだ。

再び、95号線を南下。南に向かっっているのだが、なんだかとても寒くなってきた。
17時半、今日の宿は「Shelborne Beach Hotel」に決定。白亜の建物で、裏がすぐ大西洋だ。バンにのってみんなで食事に出かける。早くもコメが食べたくなり、ビーフとライス、オレンジジュース、4.7ドルのディナーを食べる。
帰りにスーパーで明日の朝食をと思い、パン12枚切とチーズとハム、オレンジジュースとビスケットを買う。これで7ドル。日本より安いかな。このスーパーにはガラスケースにピストルが売られていて驚いたが、身分証があれば外国人以外は誰でも買えるそうだ。
まだ時差ボケがとれず、ライディングにも神経を使い、とても疲れた。ベッドに入ってからも、隣の部屋で悲鳴が聞こえたりパトカーのサイレンがうるかったりで熟睡できず。

アメリカンWEBトレンド

マイアミのミュージシャンと言えばグロリア・エステファン。彼女の公式サイトはまず、大胆な壁紙の使い方が特徴。もちろん、壁紙の高さを計算してコンテンツのレイアウトをしている。壁紙としてこの種の画像を使うメリットは、壁紙の上に(当然)普通のテキストや画像を乗せられること。これでもグロリアのモノクロームでセクシーな画像によって十分魅力的なのだが、そういった観点で見ると少しもったいない気がする。インパクトある壁紙の使い方という点で応用をしてみたい事例である。

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