| 1年ぶりのコラムである。3年前「日記」としてスタートしたこのコーナーも書くことが億劫になり、今では年に一度の執筆活動になってしまった。
たまにアクセス者から「他のページはどーでもいいけど、コラムだけはオモロイ!」という評価を得ることがあり、こうして調子に乗って書き始めてしまうのである。
さて、今回のテーマは「24時間」。なんと、今度の9月27日と28日に24時間ぶっ通しのネット活用無料相談会を当アームズが主催する。27日の正午スタートで終わるのが28日の正午である。
しかし、なぜ「24時間」なのか。
答えは簡単。お金も人脈もない中小零細がオモロイことをやろうと思ったら、体力とアイデアに頼るしかないからである。(特にアームズの場合は、体力を駆使する傾向が強い。)
体力は、昔と比べると相当ダウンしたとは言え、ちょっと前までは現役のプロボクサーとスパーリングができたぐらいだ。
問題はアイデア。この「24時間」 を私が実行するもとになったヒントは一冊の本にあった。その本はいわゆる「マスコミ活用術」について書かれた本だが、その中に宇多田ヒカルの母、藤圭子について書かれた章があった。
売れない新人歌手・藤圭子はくる日もくる日もキャンペーン活動に明け暮れる日々。大々的に宣伝したくとも宣伝費はたったの5万円。ふつうの人だったら「たった5万円で何ができるんじゃい!ふたりで一晩飲んだら終わりやないけ!」と不満を述べるところであろう。(それはオレか。)
だが、この藤圭子とマネージャー氏は違った。「5万円でも出来ることはある」と 「新宿歌舞伎町25時間ぶっ通しキャンペーン活動」を敢行したのである。そのユニークなキャンペーン活動にマスコミ取材が殺到し、デビュー曲がブレイク。以後の活躍に結びつくのである。(ついでに天才歌姫・宇多田ヒカルまで生まれてしまう。)
本を読み終えた私は思った。「これってウチらの世界でも応用できるんじゃないの。」と。
思いついたら即実行。24時間通しで使わせてくれそうな会場を確保し、ビラを作る。ボランティアのスタッフを募集し、販売用のイベントTシャツを制作する。マスコミにもリリースを持って回り、関係先・取引先にもPRにまわる。
「24時間通しで無料相談にのる」というユニークな企画は多くの方の関心を集め 、地元FMラジオでは生出演でインタビューも受けた。
いよいよこのイベントもあと10日に迫った。
このイベントの成果って何だろう。私は思う。「来場者は5人でも10人でもいい。ただ、これらの人たちに『良いアドバイスが貰えた』と喜んで帰っていただくこと。それが成果だ」と。
税金や補助金を使わなくたって、体力とアイデアだけで、こんなに人の役に立てて、面白くて愉快なイベントが出来る。そんなことが自然に考えられる人たちが各界で増えてきたら、少しはマシな世の中に変わっていくのだろう。
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